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Mar 30, 2007

復活の白

本屋で遊んでいたら 笠原邦彦 氏の新刊があった。

白のおりがみ」でアイデアいろいろ!長方形で折る長方形で折る―「白のおりがみ」で、アイデアいろいろ!』/笠原邦彦 著
  日貿出版社/2007年3月発行
  本体価格1400円

「はじめに」という序文がすごい。
おりがみの本なのに、
いきなりトールキンの『指輪物語』の紹介から始まって、
その中に出てくる「灰色のガンダルフ」という魔法使いは、
一度命を落とすが、後にパワーアップして
「白のガンダルフ」として蘇った、という説明に続く。

おりがみ界の大先達、
日本を代表する折り紙折りの笠原氏であるが、
”美しい四角の色紙の造形遊び”を
あまりにも深く追求なさった末、
”「とうとう卒業か!」”との思いに到達されたのだそうだ。
掲載作品より「頭巾の人」と、その時、笠原氏の目にとまったのが、
ごくごく普通のコピー用紙。
こうして笠原氏は
「白い用紙」の世界へと誘われ、
「白くなって」復活を遂げたのでした。
メデタシメデタシ。

と、まぁ、ここまで序文に書かれちゃあ、
トールキンファンで折り紙好きとしちゃあ
購入即決!しないわけがないわけで・・・・。

で、序文にある通り、
この本は普通の折り紙ではなく、
A5とかB6とかの短編と長編の比率が1:√2の長方形
いわゆる「シルバー矩形」の用紙を用いての
折り紙作品を紹介した本である。B5のトレペ使用

紹介された作品は、
その造形美のみを愛でるには
どれも白一色のほうが
むしろいいってのが驚き。
ほんとに、紙って
折って広げてまた折ってやると
こんなに美しい曲線が隠れていたのかって
ため息が出る。

ちょっと上等な紙で折ってやれば
まんまインテリアになるような
そんな作品ばかりなので、
全作品制覇するように、がんばろっと。

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